横つなぎ位置を定義し、選択中の部材にその番号を設定します。 部材の材料データが鉄骨に定義されている場合のみ参照されます。
ダイアログ画面 |
図-A |
はりの場合は、Lb1〜8(いずれも部材座標系y方向)まで入力できます。 柱の場合はLb1〜4までが部材座標系y方向(断面検定表ではX方向の検討)の横つなぎ、Lb5〜8までが部材座標系z方向(断面検定表ではY方向の検討)の横つなぎの間隔です。 検定部材定義データの横つなぎ定義の番号にマイナス値を入れると位置が反転されます。
i 端( j 端)からの「間隔」もしくは「全長に対する比率」を入力します。 比率入力の場合は 1.0 未満の数値となります。
例)1000cmの部材を、「端部から100cm」および「中央」に横つなぎ(3ヶ所)入れる場合は、以下の入力ができます。
@ Lb1=100、Lb2=400、Lb2=400 を入力。 距離入力
A Lb1=0.1、Lb2=0.4、Lb2=0.4 を入力。 比率入力
B Lb1=100、Lb2=0.4、Lb2=400 を入力。 組み合わせ
グループ設定がされている部材に横つなぎを設定する場合は、グループ全体の部材長に対しての横つなぎ間隔を指定します。 なお、横つなぎ番号の指定は同一グループ番号の部材の中で番号が最も小さい(グリッド画面で)部材に設定されたデータが参照されます。
横つなぎは床組荷重の小梁位置でも考慮することができます。 また、グループ部材の中間節点に部材がある場合は、その角度に応じて横つなぎ有りと見なします。 図−Aの場合はグループ部材1-3に対し、2-4部材、2-6部材は横つなぎ材と見なします(1-3部材とのなす角度が45度以上)が、2-5部材は横つなぎ材と見なしません(1-3部材とのなす角度が45度未満)。 ただし、考慮される部材は鉄骨造はりのみとなります。
グループ化 グループ化解除 直交応力 フェイス位置設定 鉄骨はり継手位置
選択中の部材に、作成済みの横つなぎ位置を設定する、もしくは解除します。 設定する場合は、横つなぎデータはあらかじめ作成されている必要があります。
選択中の部材に、横つなぎ位置が設定してある場合に、横つなぎ位置を反転(設定値の符号を正負反転)します。 例えば、 i 端から150 cmの位置に設定されていた場合、 j 端から150 cmの位置に変更されます。