強制変位の追加ダイアログが表示され、選択されている節点に強制変位を設定します。 なお、傾斜支点に強制変位を与えることはできません。
設定する節点は強制変位を作用させる方向の変形を拘束する必要があります。 これを行わないようにするには、下記のよう な手法を使って下さい。
@ 支点部分に強制変位のみを設定し、応力計算を行います。
A ここで得られた支点反力を節点荷重として入力し、節点拘束の解除を行います。
上記の方法で指定した場合、強制変位を指定した節点の変位は当然ですが、強制変位値とは一致しない場合があります。 良く理解してこの方法を行って下さい。
荷重番号は 0 から通し番号で付けて下さい。
δX,δY,δZ:各方向の強制変位 (cm)
θX,θY,θZ:各回転方向の強制変形角(rad)
項目 | FRM3 | 単位 | 説明 |
---|---|---|---|
節点番号 | 強制変位を設定する節点番号 | ||
荷重番号 | 強制変位の荷重番号 | ||
δX | (cm) | 各方向の強制変位 | |
δY | ○ | ||
δZ | |
||
θX | ○ | (rad) | 各回転方向の強制変形角 反時計回りを正、 右ねじ系を正 |
θY | |
||
θZ | ○ |
節点番号は存在しない節点番号は入力できません(既存の節点番号であること)。
水平・鉛直変位の入力単位は cmですが、画面上では mm で表示されます。
強制変位の方向と同一方向に節点荷重や同一変位の設定は行わないで下さい。