材料を1つ追加します。
「SS400」など材料名称を定義します。
「材料の読み込み」ボタンを押すと登録材料選択ダイアログが表示され、一般的な材料の追加ができます。
名称は 断面検定機能で参照されますので、次項表を参考の上で設定して下さい。
材料種別ののどれかを設定することで、材料特性の値も変化します。 また、コンクリート強度を入力※し「E、G再計算」を押せば強度に応じた材料特性に変更できます。
ヤング係数 | :材料のヤング係数 E |
せん断弾性係数 | :材料のせん断弾性係数 G |
熱膨張係数 | :温度荷重がある場合に使用します。 |
単位体積重量 | :部材自重の計算に使用します。 |
※基準強度はコンクリートのヤング係数の算定で参照されます。 この場合の入力値はオプション(計算)で指定した単位系により異なります。 210kgf/cm2の場合は 21を入力して下さい。
せん断弾性係数(G)を 0 にすると、その材料が設定されている断面(部材)のせん断変形を無視します。 また、FRM3では部材の捻れ剛性も無視します。
項目 | FRM3 | 単位 | 説明 |
---|---|---|---|
材料名称 | 材料の名称 | ||
材料種別 | 1 〜 4 、 0:S、1:RC、2:SRC、3:WOOD、4:その他 | ||
ヤング係数 | (tf/cm2) (kN/cm2) |
ヤング係数 E | |
せん断弾性係数 | せん断弾性係数 G | ||
単位体積重量 | (tf/cm3) (kN/m3) | 単位体積重量 γ(自重の計算で参照されます) | |
熱膨張係数 | (1/℃) | 熱膨張係数(温度応力の計算で使用します。) | |
基準強度 | (N/mm2)※ | 基準強度(応力計算結果へは影響しません) |
材料種別の項目は"0"から"4"までの数値を入力します。 ここでの数値は計算結果へは影響しませが、断面検定を行う場合は参照されますので正確なデータを入力して下さい。
断面検定は、0:S,1:RC の場合のみ行います。
断面検定機能で採用する材料の基準強度は以下の数値が採用されます。
材料種別 | 材料名称 | 基準強度 N/mm2 |
---|---|---|
0 :S 鉄骨 | BCR295 | 295 |
BCP235 | 235 | |
BCP325 | 325 | |
SS490 | 275 | |
文字列400 | 235 |
|
文字列490 | 325 | |
文字列520 | 355 | |
文字列550 | 385 | |
文字列590 | 440 | |
1 :RC 鉄筋コンクリート | FC21 | 21 |
Fc数値 | 数値 |
材料種別による、ヤング係数及びせん断弾性係数の自動計算機能はダイアログ画面により行って下さい。