選択されている4つの節点を周辺とする部材に床組荷重を追加します。 グリッド画面で必要に応じて節点順序を反時計回りに設定して下さい。
床組荷重の中に別の床組荷重を配置することもできます。 別の床組荷重のみに利用する場合は、節点番号は未入力でもかまいません。
荷重の方向は基準系のX-/Y-/Z-方向および面法線方向を指定できます。 荷重面(4節点)は同一平面を構成する面としてください。
また、部材に囲まれた部分の形状が凹型となる箇所には設定しないで下さい。
入力する節点番号は、床を配置するコーナー部分の節点番号のみ入力します。 中間節点の入力は不要です。
下の例では、床組 F001,F003はF004で用いるために作成しています。 節点番号の入力はしていません(節点番号を入力「配置」することもできます)。
床荷重データは2つ(事務所・倉庫)を作成しています。 小梁間隔を変更する場合は行番号をダブルクリックし、ダイアログ画面で設定して下さい。
荷重の方向は全体座標系のX/Y/Z方向および面法線方向を指定できます。 なお、正方向は逆向きとなりますので注意して下さい(Z方向であれば下向きが正)。
小梁間隔はP1〜4までが手前(節点1〜2)の間隔、P5〜8までが奥側(節点4〜3)の間隔となります。 0が1つでも入力されると等間隔となります。
床組荷重内で配置される床(組)荷重の荷重番号や荷重方向は考慮されません。 配置されるデータの設定値が優先されます。
項目 | FRM3 | 単位 | 説明 |
---|---|---|---|
名称 | ○ | 床組の名称 | |
荷重番号*1 | ○ | 床組荷重を設定する荷重番号 別の床組荷重内でのみで用いる(配置しない)場合は参照されません。 |
|
荷重方向 | ○ | 全体座標系 X-/Y-/Z-方向 および 面法線方向 が使用できます。 別の床組荷重内でのみで用いる(配置しない)場合は参照されません。 |
|
小梁本数 | ○ | 小梁の本数 0〜4本 | |
小梁方向 | ○ | |
小梁の方向 0:X方向 1:Y方向 |
床(組) 荷重番号 |
○ | 床荷重の場合1以上の番号、床組の場合はマイナス番号、0は床無し 床荷重もしくは床組荷重の名称を入力することもできます。 小梁の本数+1個のデータを入力します。 |
|
小梁自重 | ○ | (tf/m) (kN/m) |
小梁の自重。指定した荷重番号*1および荷重方向で考慮します。 |
節点番号 | ○ | 節点番号 4つ(反時計回りに設定) | |
小梁補剛 考慮有無 |
○ | |
鉄骨造はり断面検定で小梁による横補剛を考慮する/しないを設定できます。 |
小梁の間隔はダイアログ画面でのみ行えます。
節点番号は存在しない節点番号は入力できません(既存の節点番号であること)。
参考) 上図のように中折れしている構面(節点1-2-4-3)に床組荷重を配置した場合は、1-5-3部材を1部材とみなして、山形荷重(p1=15、P2=15、P3=200、P4=200)を作用させます。