選択されている節点を周辺とする部材に床(面)荷重を追加します。 選択する節点は3つ以上、10以下です。 基本的には4つ以下とし、かならずグリッド画面で反時計回りに設定されていることを確認して下さい。
床組荷重で設定する床荷重はここで作成されたデータを参照します。 床組荷重のみに利用する場合は、節点番号は未入力でもかまいません。
荷重の方向は基準系のX/Y/Z方向および面法線方向を指定できます。 荷重面は同一平面を構成する面としてください。
なお、部材に囲まれた部分の形状が凸型や凹型となる箇所には設定しないで下さい。
入力する節点番号は、床を配置するコーナー部分の節点番号のみ入力します。 中間節点の入力は不要です。
荷重の方向は全体座標系のX/Y/Z方向および面法線方向を指定できます。 なお、正方向は逆向きとなりますので注意して下さい(Z方向であれば下向きが正)。
下図のような荷重状態を考慮できます。 片方向(X・Y)伝達の場合は、設定する最初の節点番号により認識します。
片方向伝達の場合は荷重の形状により、荷重面の面積(下図ではオレンジ)が等しくなるように部材荷重の補正を行います。
片方向(上図はY方向)伝達の場合の荷重の補正
項目 | FRM3 | 単位 | 説明 |
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名称 | ○ | 床の名称 | |
荷重番号 | ○ | 床荷重を設定する荷重番号 床組荷重で用いる場合は参照されません。 |
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伝達タイプ | ○ | 荷重の伝達タイプ。0:両方向 1:X方向 2:Y方向 | |
荷重方向 | ○ | 全体座標系 X-/Y-/Z-方向 および 面法線方向 が使用できます。 床組荷重で用いる場合は参照されません。 |
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荷重 ω [DL+LLR] |
○ | (tf/u) (kN/u) |
床荷重 全体座標系の正方向がマイナスとなります。 |
DL+LLE | ○ | 節点重量算定用床荷重 | |
床開口率 | ○ | 床の開口率(荷重低減率)β、0≦β<1とします。 荷重ωに(1.0 - β)を乗じて荷重を算定します。 床組荷重で用いる場合は参照されません。 |
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節点番号 | ○ | 節点番号 3以上10以下 床組荷重のみで用いる場合は未入力で構いません。 |
節点番号は存在しない節点番号は入力できません(既存の節点番号であること)。
節点番号は反時計回りに設定します。