同一変位は現在選択されている節点が、指定した方向の変位が同一となる解析を行います。 節点グループの追加や変更はグリッド画面の行位置をダブルクリックしてダイアログ画面で設定します。
剛床設定の場合は、選択節点が同一平面(XY)で剛体移動をする解析を行います。 十分な面内剛性を有する床スラブが取り付くような場合に設定します。 重心位置の設定は剛床荷重で参照されます。 従って、剛床荷重が設定されない場合は、この重心位置は計算結果へは影響しません。 また、重心位置は、節点重量の計算機能で、参考値を計算することができます。
項目 | FRM3 | 単位 | 説明 |
---|---|---|---|
名 称 | 剛床、同一変位の名前 | ||
階番号 | ○ | 剛床のフレーム(階)番号(偏心率の計算で参照します) | |
設 定 | ○ | 0:同一変位、1:剛床、2:無効 (設定は無視されます) | |
δX | X方向へ従属させるかの有無 | ||
δY | ○ | Y方向へ従属させるかの有無 | |
δZ | Z方向へ従属させるかの有無 | ||
θX | ○ | θX回転へ従属させるかの有無 | |
θY | θY回転へ従属させるかの有無 | ||
θZ | ○ | θZ回転へ従属させるかの有無 | |
重心計算方法 | ○ | 設定値のみとなります | |
GX, GY | ○ | (cm) | 重心位置の絶対座標 |
同一変位と強制変位を同じ方向に設定することはできません。 この場合、全ての節点に強制変位を与えて下さい。
剛床で設定した重心位置の変位はレポートファイルに出力されます。