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部材自重のセット <ツール> <部材自重のセット> 


【動 作】

 全ての部材自重を計算し部材データに設定します。 自重を計算するためには部材、材料断面が必ず一つ以上定義されている必要があります。

ダイアログ画面

【解 説】

 自重の計算方法は下記のように行います。

 自重(ω) = 部材断面積(A)×材料比重(γ)×自重の割増し率(入力値) (tf/m) (kN/m)

 【自重の割増し率】

 各種部材種別により自重の割増し率を設定します。

 設定した数値は部材データで確認できます。

 丸鋼やアングルブレース等で自重による曲げ応力を生じないようにする場合は、可能であれば無視するのがよろしいかと思います(0を入力)。


  部材データで入力する自重の向きは下向きを正とします。 このコマンドを実行すると下図のような部材自重、全部材長、全重量の集計値が表示されます。


  FRMでは、各部材の自重は応力計算実行時に自動計算は行われません。 部材の追加や断面の変更を行った場合は、自重のセットをやり直す必要があります。 部材の断面や材料が定義されていない場合は、自重の計算は行われません。


【関連項目】

 部材の設定