全てもしくは選択中の鉄骨造柱部材の座屈長さ係数を自動計算します。
自動計算されるのは、”鉄骨の柱” 断面のみです。 それ以外の数値は変更されません。 また、断面データの”断面種別”がはりとして設定されている部材のみ、計算に考慮されます。 グループ化が設定されている部材ではグループ全体の部材長さに対しての数値を計算します。
座屈長さ係数(kc)の計算は以下の"水平移動が拘束されていない"場合の計算式により算定します。 kcは下式が成立するときの数値を二分探索法で求めております。
GA・GB・(π/kc)2 - 36 | = | π/kc | |
6(GA+GB) | tan(π/kc) |
GA,GBは、1≦G≦10とし、以下のように計算を行います。
GA | = | (Ic/lc)+(AIc/Alc) | |
GB | = | (Ic/lc)+(BIc/Blc) |
(AIg1/Alg1)+(AIg2/Alg2)※ | |
(BIg1/Blg1)+(BIg2/Blg2)※ |
データの並び替えをなど行った場合に、グループ化された部材の横つなぎデータ,直交応力データ,座屈長さ係数が並び替え以前の状態と変化する可能性があります。