ホームページへ戻る
目次へ戻る
応力計算 <計算実行> <応力計算> F5キー、ツールバー ボタン
【動 作】
フレームの応力計算を行います。 計算を行う前に自動的にデータチェック(自動保存)も行います。
【解 説】
応力計算では以下の内容についてのチェックを行い、必要に応じて計算を中止します。
- 使用していない荷重番号がある場合は計算の中止を行うか確認を行います。
- 不安定架構の可能性がある場合は計算の中止を行うか確認を行います。
- 真に不安定な場合と、変位が制限値を超えた場合は計算を中止します。
- 各荷重番号の応力計算でテンション部材の考慮(圧縮部材の消去)及び浮き上がりの考慮(支点の解除)による再計算の合計が10を超えた場合は、計算を終了するか確認を行います。
応力計算が正常に終了した場合のみ、応力図や変位図などの作図、架構(入力)データおよび計算結果が書き込まれたレポートファイル と、架構の部材毎の断面性能および部材応力を出力した応力表ファイルを作成することができます。
【関連項目】
増分解析
データチェック <計算実行> <データチェック> ツールバー ボタン
【動 作】
計算を行う上での最低限のデータチェックを行います。 構造物が不安定かどうかのチェックは行いません。 また自動保存もこのときに行われます。
【解 説】
データチェックは先ず最低限必要な要素である節点、部材、断面及び材料データが有るかの確認を行います。 主に以下の内容についてのチェックを行います。
- 部材の両端の節点番号が定義されているか、部材断面が定義されているか、部材断面の材料は定義されているか。
- 壁の周囲の節点番号が定義されているか、材料は定義されているか、断面定数及び自重の計算は行えるか。
- 断面定数の計算や部材荷重の荷重項は計算を行えるか。
- 同一座標の節点はないか、節点の拘束はされているか。 節点の拘束と同一方向に(無効な)節点バネが配置していないか。
- 強制変位の設定方向の節点は拘束されているか。
- 傾斜支点に強制変位や同一・剛床変位設定が指定していないか。
- テンション部材に拘束変更データは指定していないか。
なお、材料や断面データなどは計算に必要としないデータが存在しても計算は行えるようにしています。